第14回 バースあおばの料理教室(1)  ニッポンのご飯のいいところ

盛りだくさんのヘルシー贅沢メニュー!

『バースあおば』では、妊婦さんや赤ちゃんのお母さんと一緒に、料理をして会食する教室をときどき開いています。入院している妊婦さんにご飯を作っているスタッフが、講師を務めます。

今日のメニュー
今日のメニュー。どれから食べようかなあと、迷ってしまいますね

今日のメニューは

・小豆入り玄米ご飯
・みそ汁
・魚ときのこのオイスター炒め
・カブと菊花のくず煮
・大根の炒め煮
・ゴボウとニンジンの酢着け
・胡麻焼き団子

美味しそうでしょう?

日本の伝統食はいいことだらけ

講師のまさ子先生に「妊婦さんに伝えたいこと」を聞きました。

キュート
大きなおなかにエプロン姿。キュートですね〜

「とにかく3度の食事をしっかり食べること。そうしないと、どうしてもおやつに甘い物を食べたくなるからね」

「ニッポンの伝統的なメニューには、糖分がしっかり入っているんですよ。ご飯、お芋、かぼちゃ、豆などにはそれ自体の甘みがあります。薄味で味付けしてコトコト煮た根菜や野菜をしっかり食べていれば、それ以上の糖分はとらなくてもいいし、そんなに欲しくないはずです。

欧米の料理は、塩味で、茹でたり焼いたり、煮込んだり、そこにソースをかけたりするわけでしょ。だから甘いデザートが食べたくなるの。

日本人の昔ながらの食事をしていれば、おやつの食べ過ぎ、そして体重増加を心配しなくていいんですよ」(続く・・・レシピは次回ご紹介しますね)


第15回 バースあおばの料理教室(2)  ヘルシーメニューの簡単レシピ

さて、前回、出来上がりの写真をお見せした、この日のメニュー、是非おうちで作ってみて下さい。一品ずつ、作り方をまさ子先生に簡単に説明してもらいますね。 材料や調味料の分量は、お好みに合わせてどうぞ。

小豆入り玄米ご飯

これは、それぞれお持ちの圧力鍋や炊飯器によって、炊き方が違うと思います。うちの炊飯器は、玄米ご飯用の特殊な炊飯器で、玄米ご飯が、モッチリと炊けるので、玄米ご飯が初めての方でも抵抗なく食べてくれます。

みそ汁

大根や菜っぱなど、その日のあり合わせの野菜の端を、彩りよく入れればオーケーです。

魚ときのこのオイスター炒め

(1)ワラサ(ブリの幼魚)に片栗粉をまぶして、油を引いたフライパンで焼く。
(2)細く切ったショウガ、ニンジン、椎茸、タケノコ、長ネギを加えて、炒め合わせる。
  ※ 作る量が多いときや、手早くできる自信がなければ、まずワラサを焼いてお皿に出し、その後野菜を炒めて、そこにワラサを戻す。
(3)オイスターソース、みりん、しょうゆ、ダシをお好みの分量加えて調味し、最後に水溶き片栗粉でとろみをつける。

カブと菊花のくず煮

(1)沸騰したお湯に酢を少量入れて、食用の黄菊を、さっと茹でて水にとり、絞る。
(2)カブ、干し椎茸を、ダシ・塩・みりん・醤油で煮て、水溶き片栗粉でとろみをつける。
(3)糸三つ葉をざく切りしたもの、(1)の黄菊を(2)に入れて和え、生姜を細く切ったものを添える。

大根の炒め煮

大根の炒め煮
大根葉も捨てないで一品作りました。ご飯に混ぜると菜飯(なめし)になりますね

大根は今安く出回っている、美味しい食材です。積極的に使いましょう。

(1)鰹節を細かくほぐしながら、から煎りしておく(ダシがらの鰹節でもよい)。
(2)大根を乱切りにして、油で炒め、ダシ・砂糖・塩・醤油で煮る。
(3)大根に味がしみたら、(1)の鰹節で和える。

ゴボウとニンジンの酢漬け

(1)酢・醤油・砂糖をお好みの分量で合わせておく。
(2)ゴボウ・ニンジンを茹でる。カリフラワーを別鍋で茹でる。
(3)熱いうちに、汁に漬ける。

胡麻焼き団子

(1)かぼちゃを少量の砂糖と水で煮て、つぶし、丸める。
(2)白玉粉と同量の上新粉を合わせ、水を足し、火にかけて練る。
(3)1個分の皮を手にとり、薄く延ばし、(1)の餡を包む。
(4)(3)に片栗粉、卵白、いり胡麻を、順にまぶして、テフロン加工のフライパンで蒸し焼きにする。

★おまけ
大根の葉は、鉄・ビタミンB1・B2・A・C・カルシウムに富んでいます。新鮮なうちに細かく刻んで炒めたり、薄味で煮たり、菜飯(なめし)や汁の実に使えます。大根の炒め煮で余った葉っぱも、残らず食べましょう。

完成! 和気あいあい
手前のフライパンの中が「魚ときのこのオイスター炒め」、右奧が「カブと菊花のくず煮」。美味しそうにできあがりました 和気あいあいとお料理しながら、オフクロの味の知識が身に付きます

【バースあおば(tel&fax 045-962-7967)助産婦・仲かよ】


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著者プロフィール
助産師 仲
助産師。神奈川県立母子保健センター、県立こども医療センター勤務を経て、1996年、助産師仲間とともに、横浜市青葉区に助産院「バースあおば」を開設した。1973年に助産師になって以来、この道一筋のベテラン。自身の子どもは2人、成人してそれぞれの道を歩んでいる。お母さんの先輩としてプレママにアドバイスしたいことは「お産は、オリンピックの選手が、体と心の両面から準備を重ねて本番に臨むのと似ています。あなたの人生の一大イベントに向けて、一日一日を大切に過ごしてください」。バースあおば TEL/045(962)7967