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第5回 陣痛がこわいですか?
乗り越えていける痛み
「障子のさんが見えなくなったら生まれる」などと、昔の人は言ったけど、あれはただの脅しです。そんなこと言われると、陣痛ってよほど痛いものだと思ってしまいますよね。未知のものに対する不安があおられるだけです。
陣痛は突然くるわけじゃない、徐々に来るところがミソなんです。だんだん体が慣れてくる。ひとつひとつ乗り越えていける痛みです。だから、やみくもに怖がる必要はありません。
だって、乗り越えられないような痛みなら、一人の人が二人三人と赤ちゃんを産めないでしょ。赤ちゃんを迎えたとき、陣痛は喜びに変わります。達成感になるんです。
陣痛を和らげるために
バースあおばにて。妊婦さんのウォーキングの会が終わって、「おかえりなさーい」と迎える仲さん。楽しいおしゃべりタイムがしばらく続きました
陣痛を和らげる方法は、いろいろあります。
たとえば、痛い部分を温めると効果があります。腰に携帯カイロを当てたり、蒸しタオルを当てたりしてみましょう。蒸しタオルは、濡らしたタオルをビニール袋に入れて、電子レンジでチンすると簡単にできます。
それから、呼吸法やマッサージも試してみてください。痛みを和らげるために、どの方法が効果があるかは、人によって違います。いろいろ試してみてくださいね。
たぶん、誰にでも、いちばん効果があるのは、誰か頼りになる人に付き添ってもらうことです。ダンナさんや助産師がついているだけで、違いますよ。
産院選びをするときは、陣痛のときに夫がついていられるか、もポイントです。陣痛室には妊婦しか入れないという病・産院も多いようです。痛みを強くする、いちばん大きな要素は、なんといっても「不安」です。
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著者プロフィール
助産師。神奈川県立母子保健センター、県立こども医療センター勤務を経て、1996年、助産師仲間とともに、横浜市青葉区に助産院「バースあおば」を開設した。1973年に助産師になって以来、この道一筋のベテラン。自身の子どもは2人、成人してそれぞれの道を歩んでいる。お母さんの先輩としてプレママにアドバイスしたいことは「お産は、オリンピックの選手が、体と心の両面から準備を重ねて本番に臨むのと似ています。あなたの人生の一大イベントに向けて、一日一日を大切に過ごしてください」。バースあおば TEL/045(962)7967
