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「かながわ母乳の会」とは、赤ちゃんの健やかな成長を願い、「母乳育児」、「胸に抱く育児を支援する、専門家と一般市民の会です。
医療者(医師・助産婦・保健婦・保健士・看護婦・看護士)、保育士、教育関係者など、出産・育児に関するさまざまな分野の専門家と一般市民が、母乳育児についての情報交換・研修を行います。 また、広く一般に、母乳育児支援の輪を広げていくことを目的として、情報の共有、交流を行っていきます。 |
| ◆◆◆◆ かながわ母乳の会 <医療者向けセミナー>のお知らせ ◆◆◆◆ |
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出産後の母乳育児がスムーズにスタートするためには、妊娠中からの支援が重要です。今回も熱い討論をいたしましょう。土曜日の夕方ですが、皆様のご参加を心よりお待ちしております。 1. 日時:2007年 9月22日(土)18時30分 〜 20時30分(受付18時00分〜 ) 2.場所:横浜市立大学附属市民総合医療センター 6階会議室 3.テーマ「妊娠中の母乳育児支援」
4.対象者:主に医療者 5.参加費:2000円(当日受付にてお支払いください。) 6.申し込み:資料作成の都合上、下記の要領でお申し込みください。 下記メールアドレスに施設名・参加者名or参加人数・代表者名をお書きの上、9月20日までにお送りください。当日参加も可です。 E-Mail : j3pyumi@marianna-u.ac.j |
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かながわ母乳の会代表 聖マリアンナ医科大学小児科学教室 小児科医 堀内 勁 |
赤ちゃんに授乳するとき、専門家もお母さんも母乳栄養、人工栄養、混合栄 養と呼んでいます。私たち大人が栄養をとる時は和食、洋食、中華料理と呼び ます。赤ちゃんを育てる時にはもちろん栄養という考え方も大事ですが、大人 達と同じように「食事」としての意味も大きいことが無視されがちです。 「食事」とは親しいものが同じテーブルを囲み、同じものを食べ、美味しさを共有 しながら会話を楽しみます。赤ちゃんがおっぱいを飲む時も、それを通して母さ んとのコミュニケーションを楽しんでいるのだと思います。 母乳にはお母さんの食べたものの味や香りが移行しますから、お母さんと同じ食べ物の美味しさを共有することになります。おなかがすいた時にはカツカツとお乳を噛むよう にして飲みます。おなかがいっぱいになると、食後のコーヒーを楽しむようにチョボッチョボッと吸ってゆったりとお母さんの胸でまどろみます。 こうして赤ちゃんはお乳を飲むことでお母さんの食べているものと同じ味を覚 えていきます(お袋の味ですね)。またお乳と同じ固さのものを食べられるよう になっていきます。 お母さんは自分で食べて安全だと確認できたものの食事の味を赤ちゃんに伝え ていくことになります。 おっぱいをあげながら知らない間に赤ちゃんに味覚を育て、噛むことを教えて いることになります。 赤ちゃんがお乳以外の食べ物に挑戦する時、お母さんの食べているものをあげ れば、赤ちゃんとお母さんは「おいしいね、ネッネッネッ」と本当に親子で一 緒にする食事の世界へと広がっていきます。 |
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かながわ母乳の会代表 聖マリアンナ医科大学小児科学教室 小児科医 堀内 勁 |
人間は人と人との触れ合いの中で生きています。言葉の触れ合い、まなざしの触れ合い、心の触れ合い、そして抱きしめあうこと。 人の心が豊かに育つために大切なことは、素直に甘えること、素直に甘えを受け容れること。そこから全てが始まります。乳幼児期にこの間柄を大切にすること が、子どもたち、そして親の健康のいしづえとなります。 親と子が心を合わせる時間が必要なのです。 母乳育児はお母さんと赤ちゃんに濃密な時を与えてくれます。それを支え、我が子とお母さんの時間を守るお父さんも、お母さんと赤ちゃんの時間を共有します。 生まれてすぐからの母乳育児は、お母さんと赤ちゃんの会話です。活発にお乳を吸われると、我が子の元気さ を読み取ることができます。チュパッ、チュパッと吸っていると、この子は私のお乳を楽しんでいるのだとわかります。 赤ちゃんがお乳を飲むときに見上げるお母さんの顔が喜びにあふれていると、みんなが自分を愛してくれているという安心感が赤ちゃんの心に芽生えます。そうです、オ ッパイ語での会話が母乳育児です。 お母さん、お父さん、子どもを中心とし、保健関係者が家族を守り、さらに社会が支えます。そうなってこそ、甘えていいんだよ、甘えを受け容れていいんだよという優 しさが世界に広がっていきます。 そうした優しさの先駆けが、「赤ちゃんにやさしい病院」−Baby Friendly Hospitalです。 ユニセフとWHOは1989年に「母乳育児の保護、促進,そして支援−産科施設の特別な役割」と題する共同声明を発 表し,世界の全ての産科施設に対して「母乳育児を成功させるための10ヶ条」を守るよう呼びかけました。 また、1991年には,「10ヶ条」を完全に実施する産科施設を「赤ちゃんにやさしい病院(BFH Baby FriendlyHospital)」に認定する制度を設けました。 この制度は,世界のすべてのお母さんを助けて赤ちゃんを母乳で育てられるようにすることによって,すべての赤ちゃんに等しく最善の人生の スタートをというユニセフとWHOの願いを表しています。 2004年6月現在、世界では約2万件の病院が認定され、日本では30施設あります。 横浜市大センター病院は、昨年8月、関東では2件目、大学病院では初の認定となりました。 |
| ユニセフ国連児童基金・WHO世界保健機関による共同声明 |
1. 母乳育児推進の方針を文書にして、全ての関係職員がいつでも確認できるようにしましょう。 2. この方針を実施するうえで必要な知識と技術を全ての関係職員に指導しましょう。 3. 全ての妊婦さんに母乳で育てる利点とその方法を伝えましょう。 4. お母さんを助けて、分娩後30分以内に赤ちゃんに母乳をあげられるようにしましょう。 5. 母乳の飲ませ方をお母さんに実地に指導しましょう。またもし赤ちゃんをお母さんから離して収容しなければならない場合にもお母さんに母乳の分泌維持の方法を教えましょう。 6. 医学的に必要でない限り、新生児には母乳以外の栄養や水分を与えないようにしましょう。 7. お母さんと赤ちゃんが一緒にいられるように終日、母子同室を実施しましょう。 8. 赤ちゃんが欲しがるときは、いつでもお母さんが母乳を飲ませてあげられるようにしましょう。 9. 母乳で育てている赤ちゃんにゴムの乳首やおしゃぶりを与えないようにしましょう。 10.母乳で育てるお母さんのための支援グループづくりを助け、お母さんが退院するときにそれらのグループを紹介しましょう。 |
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