| ままメルドットコム > 給食の中身、知っていますか?(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) |
パンが主食だと、こんなメニューに
■ 水分が少ないから油を塗る パンは、そのほとんどがポストハーベスト農薬の危険性の高い輸入小麦粉から作られていますし、加工する際にも様々な食品添加物が使われます。砂糖も入っています。 また、水分が少ない・・・これがパンの特徴です。 そのため、マーガリン、バター、ジャムなどを塗りたくなるのです。 おかずも、おのずと、油を多用した洋風なもの、無国籍なおかずになりやすくなります。 ■ パンに合うおかずパンに合うおかずは、食品添加物も多くなりがちです。 たとえばマーガリン、ハム・ソーセージなどの食肉加工品、チーズなどの乳製品にもまた、食品添加物がたくさん使用されています。 わかりましたか? パンが主食のメニューに、どんな傾向があるのか。 油脂・砂糖が多すぎ、輸入食品や加工食品をたくさん使う、そんなメニューです。食品添加物の摂取量も多くなります。 ご飯が主食の健康メニュー
■ 食の安全に近道 それに対し、ごはんは加工品でないので、食品添加物の心配はありません。 残留農薬の危険性も、ポストハーベスト農薬に比べたら比較にならないほど小さくなります。 そして、旬の野菜や魚介類を使った和食のおかずがよく合うため、油脂の摂取も少なくなります。 ■ 子どもの健康を守るために学校給食には、残留農薬、合成洗剤、食品添加物、遺伝子組換え食品…等々、いろんな問題がありますが、パン給食をやめることで、そのほとんどが軽減されます。(下表を見てください) 日常的にパンを出さない「完全米飯給食」にすることは、子どもの健康を守るための最低条件と言えるのではないでしょうか。 そして、それは日本の農業や環境、食文化を守ることにもつながるのです。 |
|
パン給食 |
米飯給食 |
|
油脂類・砂糖類・肉類・食肉加工品・乳製品が合う |
旬の野菜・魚介類が合う |
|
工場製品が多い |
工場製品が少ない |
|
食品添加物が多い |
食品添加物が少ない |
|
薬品・農薬が多い |
薬品・農薬が少ない |
|
大量調理しやすい |
大量調理しにくい |
|
洗剤の使用が多い |
洗剤の使用が少ない |
|
輸入食品に依存(食糧自給率低くなる) |
国内農産物が主(食糧自給率高くなる) |
|
日本農業を衰退させる |
日本農業を守る |
|
日本の食文化を崩壊させる |
日本の食文化を守る |
| ままメルドットコム > 給食の中身、知っていますか?(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) |
著者自己紹介
学校給食と子どもの健康を考える会 神奈川県支部 熊谷千秋
息子が2歳のときに『学校給食と子どもの健康を考える会』と出会い、神奈川支部を発足しました(2001年11月)。様々な方達との出会いがあり、たくさんの仲間を得て、ここ神奈川でもあちこちに給食改善の兆しが見受けられるようになりました。「完全米飯給食」という最も肝要にしてシンプルなこの考えが、確実に浸透しつつあるのを日々感じ、とてもうれしく思っています。世界に誇る日本の素晴らしい伝統食を私達の代で決して絶やすことのないよう、家庭の食だけでなく学校給食で何ができるのか、この連載が、1人1人が考えるきっかけになれば幸いです。子ども達の健康のために、そして日本の未来のために・・・ ◎神奈川支部 連絡先 chiaki.kumagai@nifty.ne.jp(熊谷千秋) |
学校給食と子どもの健康を考える会 http://www8.ocn.ne.jp/~f-and-h/kyusyoku/ 我が子の学校給食メニューのあまりのひどさに憤慨した幕内秀夫氏(管理栄養士・「粗食のすすめ」著者)が、1998年12月に発足。全国約10の支部で学校給食の完全米飯化目指して講演活動する傍ら、幼稚園や保育園の給食改善にも協力している。その結果、米飯回数が増えた市町村、園は相当数にのぼる。 |
幕内秀夫さん プロフィール
管理栄養士。フーズ&ヘルス研究所主宰。「粗食のすすめ」(東洋経済新報社・新潮OH!文庫)シリーズの著者。
山梨県の長寿村・ゆずり原の食生活に出会い、伝統食の研究を開始。医療機関での食生活相談や指導、食生活に関する講演活動や著作活動に携わっている。子どもの食生活を改善する活動の一環として「学校給食と子どもの健康を考える会」を発足させた。近著に「工藤公康 粗食は最強の体をつくる!」(三笠書房:1300円+税)、「病気にならない食べ方」(主婦の友社:1500円+税)、「ごはん美人のススメ」(大和書房:1400円+税)など。
|
Copyright(c)2005-2006 mamamel.com All rights reserved
|