家族も仕事も大事、でも遊ぶことも忘れない
海外旅行が大好きで、でも今何より楽しみなのは3度目のお産なのだ〜
おなかの赤ちゃんの成長と同時進行で、日々の出来事を綴ります
第1回「秋風にのって…」(妊娠4週)
すごいことになるぞー

下/お姉ちゃんもこんなふうにママといるとうれしそう。
子どもの相手、仕事、家事をしていると、毎日が嵐のように過ぎ去っていく。気がつくと季節は夏が終わっていた。そして、涼しい秋の風にのって、私のおなかに新しい命がやってきた。
ふだん生理の周期が順調な私は、生理の遅れで妊娠に気づく。さっそく市販の妊娠検査薬を購入し、チェック。検査の結果は陽性。
もちろんうれしいのだが、うーん、子どもが3人になるのねえ、すごいことになるぞー!
という覚悟のような気持ちのほうが強かった。
この人が喜んでくれれば、それだけでいい
その日、帰宅したトシ(夫)は、自分の書斎でパソコンに向かっていた。どういうふうに切り出そうかと思いながら書斎に行き、トシに声をかけた。
「ご報告があります」
トシは(なに?)という顔で私を見た。
「赤ちゃんができました」
トシは、やったー!と声をあげた。私もうれしくなった。もちろんたくさんの人に祝福される命であればなおうれしいけれど、とにかくこの人が喜んでくれれば、それだけでいい。
何も心配はいらない。
おなかの中で無事に育って、無事に生まれてきてくれればそれだけでいいという、おだやかな、幸せな気持ちに包まれた一瞬だった。
赤ちゃん、いらない
私たち夫婦にとって、おなかの赤ちゃんは3人目の子どもになる。上の子たちには赤ちゃんがもう少し大きくなってから話そうと思っている。
妹か弟ができると知ったら子どもたちはどんな反応をするだろう。長女ナツは6歳。2歳のときに妹が生まれたナツは、小さいながらもお姉ちゃんらしく、生まれたばかりの妹をかわいがり、いろいろお世話をしてくれたが、今度はどうだろうか。
今まで末っ子として育ってきた次女アチャは3歳。彼女の反応も気になるところだ。
いっしょにお風呂に入ったときに尋ねてみた。
「アチャちゃん、赤ちゃんほしい?」
「いらない」
「………」
いきなりのカウンターパンチである。
それでもくじけずに続けて
「じゃ、もし赤ちゃんができたら男の子と女の子とどっちがいい?」
「おとこのこ」。
ふーん、いらないけど、どっちがいいかと聞かれれば一応の希望はあるらしい。少しほっとする。
そんなこんなで、我が家に新しい風が吹き始めた。
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神奈川県と東京都町田市の産院情報「わたしのお産」、第二の母子手帳「わたしのお産サポート・ノート」を編集した、お母さんグループ。「サポート・ノート」は自分のこと、おなかの赤ちゃんのこと、医師・助産師との対話などを書きつづりながら妊娠生活を送るための本。ヨーコはここで、自分自身の記録を大公開しつつ、出産に向かう(実際の書き込み欄は小さくて、だれでも簡単に記録できるものです)。

